山本麻琴と兄弟弟子の太鼓・鳴物ユニット 雙龍 SORYUのブログ


by taikosoryu

カテゴリ:ライブレポート( 17 )

San Francisco Report'1

サンフランシスコに到着すると、清々しい陽気で半袖になりたくなるくらい。空港には、今回出演したフェスティバルの主催者であり全米に和太鼓を普及し、大統領からも感謝状を貰っているサンフランシスコ太鼓道場代表・田中誠一さんが迎えにきてくれました。

先ずは空港からホテルへ向かいチェックイン!
日本人街の中心部にあるKABUKI ホテルはその昔、大八先生と奥様に泊まって貰った思い出の場所なんだと田中さんは話し、私達の宿泊先にどうしてもしたいという想いで準備してくれました。そして、その場所は大八先生に引き合わせた岡谷市・諏訪事務機会長の林五介さんと田中さんが43~4年前に出会った所だと、今回のツアーに同行した林会長が話してくれました。
そんな歴史があって、いま自分がここに立てていることを実感し、感謝と感激が入り混じる感情になりました。

その後、ホテルから歩いてすぐの日本人街モールへ連れてっていただき、私達をどうしても招待したいという方の日本食屋さん連れてって頂き、サンフランシスコで初めての食事は、焼きうどん・寿司・日本酒というアメリカに来たのが幻のような程に和心の籠った料理にメンバー全員感激!!・・・とはいえ量はアメリカンサイズでした。笑

食事後、田中さんの道場へ連れて行っていただくと手前の事務所には感謝状や過去のインターナショナル太鼓フェスティバルのポスター、大八先生の色紙や写真などなど…所狭しと飾られており、43年間異国で和太鼓を普及し続けてきた歴史を感じました。

道場の中では田中さんが取材を受けており、どうやらJALの機内誌に来春3月、8ページに渡り特集が組まれて載るという話でした。今回の公演も全て同行カメラマンが撮影しており、もしかすると私も出るかも?しれません。3月以降にJALでアメリカに行く方はcheckしてください♪

取材が終わり道場に入ると、80畳ほどある大きな場所で締太鼓・長胴太鼓・鉄筒・二丁囃子・大締太鼓・大平釣り太鼓・・・etcといった100個近い太鼓があり、大きいものだと6~7尺(直径約2m)はある大締太鼓までありました。日本でもこれだけの道場は中々無いなか、アメリカという地に一代でこれだけの場所を築くのは並々ならぬ努力の賜物だと感じました。

私たちが持ってきた太鼓を荷解きしていると、太鼓道場に通うお弟子さん達が集まってくる時間になり、様々な人種の方たちが太鼓を習いにきていることを知りました。そのお弟子さん達の礼儀作法がとても素晴らしく、私たち日本人の背筋が伸びるほどでした。太鼓だけでなく、武道や茶道や能などを勉強している方も多く、形だけでない日本の心・魂を理解しようとしているんだなと思いました。

そんな中で、私たちが本公演で演奏する「阿修羅」の練習をさせていただくことになり、田中さんの考えを取り入れてやってみることになりました。メインは私、脇の大太鼓は日本からのメンバー二人、鳴り物は母と日本からのメンバーという通常のスタイルに、田中さんが鉄筒と4尺はあるだろうという団扇太鼓、秋山さんという田中さんの右腕の方が鳴り物、そこに山伏の格好をしたサンフランシスコメンバー二人がホラ貝で参加するというオーケストラスタイルで、日本で演奏してきたモノとは大きく違う「阿修羅 San Francisco ver」
それは・・・12年前に大八先生がサンフランシスコで打った阿修羅に田中さんが鉄筒で競演したスタイルの進化versionとも言える形でした。

阿修羅を初めてみるお弟子さん、12年ぶりにみるお弟子さん・・・皆、最初はジッと見ていましたが後半は前のめりになり、何人かは体を揺らしたり目で追いながら手を動かしている人たちも居ました。打ち終えると田中さんが、お弟子さんの反応をみて「麻琴、お前の阿修羅は太鼓にはウルサイ彼らが認めてくれたようだぞ」と言ってくれました。

練習を始める前までは、今回の公演に出演依頼してくれた田中さんと、一緒に共演をするお弟子さん達に認められなければ、自分達は公演に出る資格は無いと思う部分と、必ず自分達の打つ太鼓は心に響く筈だという自信とが葛藤する心境でした。でも打ち終えたあとは道場内全員が一緒に第42回サンフランシスコインターナショナル太鼓フェスティバルを大成功させよう!という気持ちなっており、私たち日本からのゲストという最後のpeaceが加わり出演者が一丸になった瞬間だったんだと思います。

その後、サンフランシスコ太鼓道場の皆さんが演奏する曲目を見せていただき一糸乱れぬ動きと、体の芯まで伝わってくる気迫、太鼓道の厳しさの中にある楽しさを感じることが出来、自分が師匠に教わってきた和太鼓の道を歩む同士が、アメリカにも居るんだと知り、今回サンフランシスコに来たことは演奏できることだけではなく、未来に繋がる仲間・同士と出会う機会だったんだと思いました。


★公演当日に共同通信の取材を受け、その記事が11/9に「LALALA TIMES」の全米記事に載りました。日本では同記事が信濃毎日新聞で11/10に載りました!
公演内容の詳細や心境はまた追ってReportします♪

http://www.lalalatimes.com/news/detail.php?cat=A&id=4231
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by taikosoryu | 2010-11-12 23:08 | ライブレポート

~続~興福寺・奉納

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天気は曇りまたは雨の予報だったのにも関わらず、青空ものぞくような清々しい朝。迷いや緊張感はなく、一週間の禁酒のおかげか体もすこぶる快調。

前日に塔影能をした舞台を使わせて頂けるとのことでメンバーと共に向かうと、正面に『東金堂』斜め右に『五重塔』が見渡せる素晴らしすぎる能舞台。取材にかけつけてくださった、中日新聞・信濃毎日新聞・読売新聞・奈良NHKの報道の方々、応援に駆けつけてくれた、奈良・三重・静岡・長野の太鼓チーム、他にも奈良・三重・東京・神奈川・長野の一般の方々が声をかけてくださり、皆さんの想い・助け・協力があって、この日を迎えられたんだと改めて実感しました。

太鼓をセットし、御諏訪太鼓の旗をかかげ、大八先生の遺影を舞台に置くと、ようやく念願の日を迎えられたんだと今日までの道のりを思い返し、込み上げるものが・・・。

セットを終えて開始時刻を待ってる間にだんだんと雲が厚くなり風が強くなってきたので天候の心配をしている私をよそに、奉納を見守りに来てくださった方々は増え、300人を越える人達が集まってきました。

打ち手3人は円陣を組み、いつも通りの太鼓を精一杯打とうと心を1つに。

舞台に上がると、更に人は増え500人近かったのでは?太鼓の前まで歩いていく時には祖父、メンバー、見守って下さっている方々、この場に来れなかったけど応援して下さっている方々・・・その全ての思いが体に乗っている感覚に襲われ、プレッシャーに押し負けそうになりました。

・・・でも太鼓の前に立つとスゥーッ肩に入っていた力が抜け、その皆様の思いがみなぎる力へ変わり自分が自分でないような全身にパワーが満ち溢れる状態で太鼓を打つことが出来、今までに感じたことの無い不思議な感覚でした。

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きっと祖父や父や御先祖様、神仏の全てが御力を貸してくれたんだと思います。


奉納に臨む前は祖父が叶えられなかった思いであり、実現できることが1つの終着点と考えてる部分もあったんですが、打ち終えた瞬間に出発点なんだという気持ちしかありませんでした。ここから始まっていく全てのことが楽しみであり、やる気に満ちあふれている今。

この今の気持ちを忘れず自らの出来ることを常に一生懸命打ち込んでいきます。そして応援して下さる方、協力して下さる方に感謝をし一緒に頑張っていきたいと思いますので、これからも何卒よろしくお願いいたします。

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最後に取材をしてくださった報道関係者の記事ページも載せておきますので、良かったらご覧ください。


【信濃毎日新聞】
http://www.shinmai.co.jp/news/20101004/KT101003SJI090001000022.htm
【読売新聞】
http://osaka.yomiuri.co.jp/nara/news/20101004-OYO8T00454.htm?from=ichioshi

その他にも、【NHK】【中日新聞】【長野日報】の各社にとりあげて頂きましたことを心より感謝申し上げます。

※写真:MUSIC&PHOTO OFFICE響(さとおと)
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by taikosoryu | 2010-10-06 15:17 | ライブレポート

芸術鑑賞会

2010年07月09 7月8日(木) 晴れ

東京都立東大和高校の芸術鑑賞会に出演を頼まれ、神楽笛奏者こと・タップダン サーTAKA と共に演奏してきました 。

高校生達1人1人がどのように感じたかは分からないけど、普段から観たり聞い たりするジャンルでは無いと思われる『太鼓・笛・タップ』を、学校で単位に響 くなど言われ半ば強制的に鑑賞することによって(※自らの経験を参考に…)観る聞く触れる機会に遭遇してくれた事が嬉しいです。
高校までの世界は果てしなく広いように感じて、実はとても狭く規律や周りの流 行などに支配されている でも、世界はもっと広く日本国内さえとっても広くて深い。

だから決められた柵 の中にあるモノに優劣をつけるのでなく、柵を飛び出して新たなモノを発見すると共に見方を変える力を身に付けて欲しい 。

不特定多数の人が良いというモノだけを追い掛けるのではなく、自分自身が惹き 付けられるモノ追い掛けてみる 自分が信じるモノへの探求心と冒険心次第で10年後の人生は変わるかも?

そんな風に思う29歳(職業・太鼓打師)です。
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by taikosoryu | 2010-07-10 11:31 | ライブレポート

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2009年11月12日で平成天皇陛下が在位20年を迎えました。
そのめでたき日を国民の手で祝おうと皇居に伝統芸能や祭の山車や神輿や踊り連が集まりパレードをしました。

御諏訪太鼓も、その名誉ある召集に3度目の声がかかり行ってまいりました。

晴天とは言えないものの国民の想いが届き、前日まで降っていた雨は止みました。前々回、前回同様に直径7尺の大太鼓を持っていき、その大太鼓の上でも太鼓を打ち鳴らし後ろからは田楽隊が綺麗な隊列を組んで30分のパレードを盛り上げました。

平成元年の即位を祝うパレード、平成11年の在位10年を祝うパレードでは打ち手として出させて貰うだけの立場でしたが、今回は準備段階より関わり様々な壁を沢山の方々に助けられて無事に当日を迎えられて、本来の目的を達成することが出来ました。二人の師、父と祖父も天国から見守ってくれているのかなと思うと太鼓を打ちながら込み上げるものがありました。

天皇皇后両陛下が益々御元気で、「明るい日本」「明るい世界」で居続けることを願うと共に、在位30年を祝うパレードも是非声をかけて頂きたいとおもいます。


写真:ヒダキトモコ
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by taikosoryu | 2009-11-13 18:42 | ライブレポート

中央大会

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先日、東京都高等学校文化祭・郷土芸能部門中央大会が、東京の立川市で行われました。
毎年恒例のこの大会。今年は19校の高校の和太鼓部が参加していました。
少し前までは女の子が多かったのに、ここ最近男の子が増えてきていますね。

私の指導している高校の和太鼓部は、1年生と2年生が参加したのですが、1年生は初めての大会、2年生はほとんどの子が最後の大会になります。
生徒それぞれが様々な思いを持ち大会に臨み、様々なことを感じ、刺激を受けてきたことでしょう。


こんな風に、様々な刺激を与えてくれる場所があるというのは、とても大切なことだと思います。
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by taikosoryu | 2008-11-26 22:41 | ライブレポート

公開講座初日


今日は東京都の公開講座「心と体の健康のための和太鼓」の初日でした。


日本太鼓塾の山本麻琴が講師を務め、毎年多くの方が参加してくださる講座ですが、今年は例年に比べると参加者は少し少なめ。そのうち半数ほどが去年の講座の参加者の方でした。

今日は初日なので、太鼓についてお話や太鼓の基本の講習。
みなさん、まだぎこちない様子でしたが、講座はあと4回あるので、残りの講座を通してもっと活気のある、「心と体の健康のための和太鼓」になると思います!


次回の講習は来週です。楽しみですね。
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by taikosoryu | 2008-10-04 21:02 | ライブレポート
「響」 2日間公演
■場所=メイプルハウス(東京・東急東横線・学芸大駅から徒歩6分)

■9月6日(土) 開演=19:00
■9月7日(日) 開演=17:00
■料金=両日とも2,500円(1ドリンク別)

■出演=月岡祐紀子(歌・三味線)/山本麻琴(太鼓)/あかる潤(笛・能管)/七海(太鼓・鳴り物)/倭四神(太鼓)
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■ゲスト=大上茜(琵琶)

 photo by 平松俊之
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by taikosoryu | 2008-09-08 00:21 | ライブレポート

富士山

8月17日から18日にかけてシンセサイザー奏者・喜多郎氏主催の富士山イベントに参加してきました!!

17日は朝からぐずついたお天気。夜には雨が止むことを祈ってましたが、残念ながら夜になってもずっと弱い雨が降っていました。

しかし、太鼓を打っている人達には雨なんか関係なく、いろんな人が本当に楽しそうに太鼓を打っていて、自然とこちらまでワクワク!
いろいろな方と一緒に太鼓を打っていて本当に楽しかったです。


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[photo:七海]


日付が変わった頃から雨は止みましたが、結局朝日は見れませんでした。
でも、帰りの車から見た富士山はとても綺麗でしたよ。


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[photo:喜多郎氏・山本麻琴]



また来年が楽しみです!!





Photo by 平松俊之
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by taikosoryu | 2008-08-30 20:18 | ライブレポート

諏訪大社奉納

8月1日に長野県の諏訪大社で奉納をしてきました。

今年は初めて奉納に参加したメンバーもいたり、途中でさまざまな芸能がお宮入りしてきましたが、無事に奉納することができました。
その日は非常に日差しが強く、暑かったのですが、東京の様に湿度が高くなかったので、気持ち悪い暑さではなかったです。
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by taikosoryu | 2008-08-09 16:35 | ライブレポート
東京の秋川・きららホールで行われた「春うららコンサート」に、山本麻琴が
ゲスト出演しました。

また、七海はメインの奏者・二胡の海みのりさんの音楽に参加。
もちろん、ゲストの山本麻琴の音楽にも参加。

700席というホールの3分の2以上のお客様。
朝から大雨だったのに、本当に熱気にあふれた会場でした。

最近は、山本麻琴、七海とも、それぞれ別々の公演活動に取り組んでいます。
それぞれで得たものを、またそうりゅうに持ち込んでやっていければ
面白いですね。

4月からは、新しい教室も開講!
楽しみですね。

麻琴はロンドン、七海はインドに行くとか行かないとか!?
また、ご予定、お知らせします。
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by taikosoryu | 2008-04-21 23:00 | ライブレポート